試合以外の 投球数も 把握する
指導者は、試合での投球数を大会要項に従って記録します。チーム練習での投球数も把握しておきましょう。
試合以外の投球は、すべてを一球ずつ正確に数える必要はありません。投げた日とおおよその投球数を記録しておくと、試合以外の投球数も把握しやすくなります。
自主練やほかの活動での投球数と投球強度も、分かる範囲で選手・保護者・指導者の間で共有するとよいでしょう。
投球数と一緒に、 投げた強さも 記録する
投球数だけでは、その日の投球の内容までは分かりません。軽いキャッチボールだったのか、全力に近い投球だったのかも記録しておきましょう。
『軽め』『強め』『全力に近い』など、簡単な分け方で大丈夫です。
続けやすい方法で 記録する
紙のノートやスマートフォンなど、使いやすい方法を選びましょう。残しておきたいのは、次の5つです。
分かることを、その都度記録しておきましょう。
- 投げた日
- 試合・練習・自主練など、投げた場面
- おおよその投球数
- 投球強度(『軽め』『強め』『全力に近い』など)
- 痛みや動かしにくさなど、体の『いつもと違う』サイン
記録を、 次の登板と 休み方に生かす
最近の投球数や投球強度、体の『いつもと違う』サインを、選手・保護者・指導者で確認しましょう。記録は、次の登板や休み方を考えるときに役立ちます。
痛みや動かしにくさがあるときは、投球数や投球強度にかかわらず、投げるのをいったんやめて、大人に伝えましょう。
ひじが痛いとき
痛みや動かしにくさがあるときは投げ続けず、保護者や指導者に伝えてください。
参考にした資料
この記事は、公的機関・競技団体・学会・査読論文の情報をもとに作成しています。
- 01『中学校部活動 軟式野球 指導の手引き』公益財団法人 全日本軟式野球連盟
少年部の投球数制限と、制限内でも状態により投げさせない考え方
- 02Youth Baseball Pitch Counts Vastly Underestimate High-effort Throws Throughout a SeasonJournal of Pediatric Orthopaedics(査読論文)
11〜12歳の少人数をセンサーで追跡し、公式球数と投球動作全体の違いを検討
