ひじのどこに 負担が かかっている?
投げる動きでは、ひじの内側・外側・後ろ側に、それぞれ違う力がかかります。
内側:引っぱられる力によって、じん帯や腱(けん)、軟骨などに負担がかかることがあります。
外側:骨と骨が押し合う力によって、骨や軟骨に負担がかかることがあります。
後ろ側:ひじがすばやく伸びるときに、骨や軟骨にずれるような力や押し合う力がかかることがあります。
痛む場所は、 分かる範囲で 大丈夫
痛む場所を、指一本で正確に示せなくても大丈夫です。
『内側のあたり』『後ろのほう』『よく分からないけれど痛い』でも伝わります。
痛む場所は、相談するときに役立つ情報の一つです。分かることを、そのまま伝えよう。
痛みの場所が 違っても、 最初にすることは 同じ
肘の内側、外側、後方のどこが痛くても、最初にすることは同じです。投げるのをいったんやめ、保護者や指導者に伝えましょう。
痛みの場所を確かめようと投げ続けたり、我慢して投げ続けたりする必要はありません。
ひじが痛いとき
痛みや動かしにくさがあるときは投げ続けず、保護者や指導者に伝えてください。
参考にした資料
この記事は、公的機関・競技団体・学会・査読論文の情報をもとに作成しています。
- 01日本整形外科学会『野球肘』公益社団法人 日本整形外科学会
症状、病態、投球中止と安静、復帰判断に関する一般向け医学情報
- 02Evaluation and management of elbow injuries in the adolescent overhead athleteSAGE Open Medicine(査読論文)
成長期の投球選手に生じる、ひじ内側の引っ張る力、外側の圧迫、後ろ側のずれる力を整理した総説
