野球肘ドットコム好きな野球を長く続ける記事一覧へ戻る

野球肘は、成長期にボールを繰り返し投げることで起こる、ひじの障害です。ひとことで『野球肘』といっても、痛む場所は一つではなく、内側・外側・後ろ側などがあります。

短い答え

肘のどこが痛いかに関わらず、最初にすることは同じです。投げるのをやめて、痛みや動かしにくさを大人に伝えよう。
01

投げる動きでは、ひじの内側・外側・後ろ側に、それぞれ違う力がかかります。

内側:引っぱられる力によって、じん帯や腱(けん)、軟骨などに負担がかかることがあります。

外側:骨と骨が押し合う力によって、骨や軟骨に負担がかかることがあります。

後ろ側:ひじがすばやく伸びるときに、骨や軟骨にずれるような力や押し合う力がかかることがあります。

02

痛む場所を、指一本で正確に示せなくても大丈夫です。

『内側のあたり』『後ろのほう』『よく分からないけれど痛い』でも伝わります。

痛む場所は、相談するときに役立つ情報の一つです。分かることを、そのまま伝えよう。

03

肘の内側、外側、後方のどこが痛くても、最初にすることは同じです。投げるのをいったんやめ、保護者や指導者に伝えましょう。

痛みの場所を確かめようと投げ続けたり、我慢して投げ続けたりする必要はありません。

ひじが痛いとき

痛みや動かしにくさがあるときは投げ続けず、保護者や指導者に伝えてください。

参考資料

参考にした資料

この記事は、公的機関・競技団体・学会・査読論文の情報をもとに作成しています。

  1. 01
    日本整形外科学会『野球肘』公益社団法人 日本整形外科学会

    症状、病態、投球中止と安静、復帰判断に関する一般向け医学情報

  2. 02
    Evaluation and management of elbow injuries in the adolescent overhead athleteSAGE Open Medicine(査読論文)

    成長期の投球選手に生じる、ひじ内側の引っ張る力、外側の圧迫、後ろ側のずれる力を整理した総説

公開日
最終更新日
関連記事